青色の車体、弾丸の薬きょうのような外形の競技用自動車が、9月1日午後、西南大学キャンパスで試運転を行った。この自動車は手作りで、時速は40キロメートル。
この自動車を主に設計したのは、西南大学4年生の曽濤さんだ。「この自動車の最大の特徴は、省エネと手作りという点」と、曽濤さんと彼の「栖楠チーム」は、重慶市で唯一の大学チームとして、11月に開催される第2回ホンダ中国省エネ競技大会に参加する。
曽濤さんは西南大学工事技術学院の4年生で、今年の3月にネットでホンダが省エネ競技大会を開催することを知り、参加することに決めた。
「エンジンを除いて他の部分は全て私とクラスメイトの手作り」と、主催者側のホンダは、申し込む人たちにエンジンととても簡単な枠板を提供し、学生たちは想像力を発揮して、道路を走ることができる自動車を製造した。曽濤さんは、クラスメイトと一緒にパソコンで図面を描き、学校で習った知識で部品を買って組み立た。
「1リットルのガソリンで300キロメートル走ることができます。普通の自動車の15倍から20倍の燃費です」と、曽濤さんは省エネ大会に参加することから、ガソリンの燃費について努力した。この自動車の重さは67.5キロで、普通のオートバイの重さの半分。制作費は8000元だった。
[チャイナネット]2008年9月3日 |