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世界の4分の1の哺乳動物が絶滅の危機に瀕する
発信時間: 2008-10-09 | チャイナネット

これは絶滅の危機に瀕しているアフリカ象。南アフリカと東アフリカでの保護措置で、アフリカ象の数は増えており、この種類の動物の保護ランクは「C」から「B」になった。

これはアジアに生息する漁猫の写真。東南アジア地域の湿地の減少、人類がむやみに魚を捕るため、漁猫の数が激減し、この種類の動物の保護ランクは「C」から「D」となった。 

これは野生種としては絶滅したシフゾウ。19世紀末、中国特有のシフゾウが洪水と戦乱のため、中国では絶滅してしまった。20世紀80年代の末、国外から再導入したが、もう野生動物にとはいえない。 

国際自然保護連合(IUCN)は6日スペインのバルセロナで会議をひらき、哺乳動物調査レポートを発表した。このレポートによると、世界の4分の1の哺乳動物が絶滅の危機に瀕している。これは国際自然保護連合が発表した最初のこの種類のレポート。 

研究レポートによると「4分の1の哺乳動物が絶滅の危機に瀕しており、半分が消え去っている。最も危機にさらされているのは霊長類動物で人類との関係が一番緊密な哺乳動物である。」

「チャイナネット」2008年10月9日

 

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