環境保護部が9日発表した「2007年全国都市環境管理・総合整備年度報告」で、一般市民の都市での環境保護に対する満足度に関する調査結果が、このほど初めて報告に組み入れられた。調査対象となった地級市および地級市以上の都市のうち、山東省臨沂市・東営市・日照市・煙台市、黒竜江省大慶市・黒河市の6都市での市民の満足度は90％以上となった一方、山西省大同市、広西チワン族自治区賀州市などの都市での満足度は低かった。

環境保護部の関連責任者によると、現在、一部の都市では環境総合整備事業のさらなる強化が求められている。全国の地級市および地級以上の都市のうち、内蒙古自治区バヤンノール市・烏蘭察布（ウランチャブ）市、甘粛省白銀市、新疆ウイグル自治区烏魯木斉（ウルムチ）市、湖北省黄岡市などの都市の大気汚染が比較的深刻であるほか、河北省衡水市・滄州市、山西省臨汾市、安徽省阜陽市、陝西省銅川市、甘粛省武威市などの都市では水環境の基準達成率が比較的低かった。

「人民網日本語版」 2008年10月10日