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米国に貸し出されたパンダの研究費用が半分に
発信時間: 2008-12-17 | チャイナネット

米国の南カリフォルニア州にあるサンディエゴ動物園と中国野生動物保護協会は、2頭の成年パンダの貸し出しと研究の費用を半分にし、期間も5年間延長すると決めた。

費用は臥竜基地の再建に

サンディエゴ動物園など、米国の4カ所のパンダを飼育している動物園は、この数年、パンダの貸し出しと協力研究の費用を引き下げるよう主張してきた。

サンディエゴ動物園は1996年、中国側と12年間の取り決めに署名した。貸し出しと協力研究の費用は、1頭の成年パンダにつき100万ドル。サンディエゴパンダ保護基金会の会長によると、サンディエゴ動物園が12年間でパンダにかけた費用は3000万ドルだという。

その契約も間もなく終了。そのため、中国は「白雲」と「高高」のパンダの費用を半分にし、貸し出し期間も5年延長することを決め、サンディエゴ動物園は中国側に毎年50万ドルを提供するという新しい取り決めを締結した。この費用は、四川臥竜パンダ保護基地の再建に使われる。

子パンダの費用の問題はまだ最終決定していないため、従来の合意に従って「蘇琳」と「珍珍」の子パンダは、4歳になった時に中国に帰る。

米国の中でもサンディエゴ動物園は、パンダを飼育している数が最も多い動物園で、1996年の9月からは合わせて7頭のパンダが飼育されていた。今は2頭の成年パンダと2頭のメスの子パンダが生活しており、かわいい子パンダの「蘇琳」と「珍珍」は、動物園のスターとして毎日、多くの観光客の注目を浴びている。

「白雲」はサンディエゴ動物園で4頭の子パンダを出産。台湾に贈られる「団団」は、「白雲」の子ども「華美」が2004年9月に産んだ雄のパンダだ。

「チャイナネット」2008年12月17日

 

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