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北京、「黄標車」の廃止に10億元の補助金を拠出
発信時間: 2009-02-04 | チャイナネット

北京市財政局が3日発表したところによると、北京市の35万台の「黄標車」を全廃するために、補助金およそ10億元を拠出する予定だということだ。

中国では、現行の排ガス国家基準を満たしていない車両には黄色いナンバープレートがつけられており、これらの車両は「黄標車」と呼ばれている。北京市による高排ガス自動車廃止奨励政策によると、「黄標車」1台の廃止には、車の使用年数によって最高2万5000元から最低500元を奨励するとのことだ。今年10月1日までに、北京市の「黄標車」がすべて廃止されることになる。

北京は350万台の自動車を有している。そのうち、黄標車の占める割合は十分の一だが、その排ガス量は北京市総量の半分以上となっている。

「中国国際放送局 日本語部」より 2009年2月4日

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