中国国家海洋局の関係者はアモイで10日、中国の『島保護法』は今年末に公布される見込みで、島の発展を促進する関連政策はすでに国務院の審査許可を待っている段階だと明らかにした。

『島保護法』は、中国最高の立法機関が初めて島の生態系を保護するために立ち上げる国レベルの立法作業であり、中国海洋局海域管理課島管理所の王忠所長は「『島保護法』の草案は、住民のいない島の所有権が国に属すると規定しており、島の保護計画システムの建設を定め、島の保護の分類実施し、島やその周辺海域の生態系の保護やパトロールの制度を設けるとしている」と説明し、以下のように語る。

「島の発展を促進する国の関連政策として、中国海洋局が完成した『国務院の島の経済社会発展の促進と島の保護と管理を強化する若干の意見（草案）』は、すでに国務院に提出され許可を待っている。この政策は、島の発展状況に照らし合わせて島の発展の具体的政策の支持を出しており、島のインフラ建設の適切な強化や社会事業の強力な発展、島の特色経済の迅速な発展、島の資源と生態系保護の強化、島の経済社会の発展に対する政策面での支持の強化などが含まれている」

「チャイナネット」 2009年11月11日