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野生パンダが救助され手術 元気に回復
発信時間: 2011-06-17 | チャイナネット

 

四川省松潘県で救助された野生パンダの「松雅」がこのほど臥竜中国保護パンダ研究センターで腸閉塞の手術を受けた。徐々に健康を回復している。

パンダの「松雅」は今年約10歳の雌の野生パンダで、研究センターによれば、4月23日松潘県小河卿で救助され、24日雅安碧峰峡基地に移動、治療を受けたという。

救助されたばかりの「松雅」は体が痩せて小さく、食欲もなく運動量も少なかったが、一定期間の治療と看護で5月中旬になってしだいに回復をみせ、食べる量も運動量も明らかに増加したという。

5月28日に行われた定例検査で研究者は「松雅」の食欲が再び衰え、運動量が減少している様子を観察したが、すぐに麻酔検査を行ったところ、腹部膨張の異常が発見され、初期診断では低位腸閉塞とされた。後に行われたレントゲン検査で腸閉塞と最終的に診断された。

「松雅」は6月2日午前11時、約3時間の手術を受け、7日身体と精神ともに正常になった。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年6月17日

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