香港特別行政区政府(香港特区政府)の資金援助で都江堰市に建設される「パンダ救護・疾病コントロールセンター」プロジェクトが4日午後、同市青城山月城鎮石橋村で着工した。これは、四川ブン川地震で臥竜自然保護区が被災した後、香港特区政府が援助して別の場所に再建されるプロジェクトの代表的工事のひとつだ。同センターが完成すると、パンダ40頭の救護、療養、科学研究、飼育などが可能となる。中国新聞社が伝えた。
香港特区政府は、「5.12」ブン川地震被災地全国対口支援プロジェクトの始動後、臥竜国家級自然保護区の道路交通、電力施設、オフィス用建物などのインフラ支援とパンダ科学研究施設など一連のプロジェクト再建復興業務を引き受けてきた。
都江堰パンダ救護・疾病コントロールセンター建設プロジェクトの投資総額は約2億1千万元。うち建設費約1億3千万元は、香港特区政府が全額援助する。
「人民網日本語版」2011年5月5日