武書連氏がとりまとめた「2011年大学評価」課題が今年1月に完成、中国統計社が2月に武書連主編「大学・専攻学科の選び方-2011年大学受検者出願指南」を発行した。文字総数110万字の同書には、中国の普通本科大学706校の総合力ランキング、本科学科別順位、専科学科別順位が網羅されている。中国統計出版社が10年間連続して出版している同書は、受験生の高い信頼を得ている大学入試参考書だ。
武書連「2011中国大学ランキング」で、浙江大学が207.91ポイントで全国の大学総合力トップの座に輝いた。続く第2位は北京大学(200.34ポイント)、連続14年首位の座をキープしていた清華大学は190.25ポイントで第3位に終わった。第4位から10位は順次、上海交通大学、復旦大学、南京大学、中山大学、武漢大学、華中科学技術大学、四川大学。
「中国大学評価」の発表が始まった1993年から現在までの間で、浙江大学が初めて総合力トップの栄冠を勝ち取った。これまでの同校の最低順位は第6位(1993年、同年の首位は北京大学)、最高順位は第2位(2001年、同年の首位は清華大学)。1997年から2000年までは4年連続第4位、2002年から2010年までは9年連続第3位。2002年の獲得ポイントは首位精華大学の74.11%、2010年のポイントは首位精華大学の99.51%にそれぞれ相当した。