第44回台湾金馬賞の授賞式が8日、台北で行われました。アン・リー（李安）監督の映画「ラスト・コーション（色戒）」がグランプリに輝き、アン・リー監督は最優秀監督賞を受賞、この作品に出演したトニー・レオンは最優秀男優賞を獲得した。最優秀女優賞は「意」に出演したジョアン・チェン（陳沖）が獲得した。

今回の金馬賞では、「ラスト・コーション（色戒）」が最も注目された作品と言える。グランプリの最優秀映画賞を獲得したほか、最優秀監督賞、最優秀男優賞、最優秀新人賞、最優秀脚本賞、最優秀音楽賞、最優秀服装賞など合わせて7部門の大賞を手に入れた。

「中国国際放送局　日本語部」より　2007年12月9日