跟蹤（2007）

日本語題：アイ・イン・ザ・スカイ

英語題：eye in the sky

【キャスト】

任達華（サイモン・ヤム）

セールスマンやモデルなどさまざまな仕事を経験したあと、テレビドラマでデビューしている。最近では、「ブレイキング・ニュース」「ドラゴン・スクワッド」「阿嫂（姐御 ーANEGOー）」など、映画への出演が目立っている。

梁家輝（レオン・カーファイ）

1983年「圓明園」という映画でデビューし、第３回香港電影金像奨最優秀主演男優賞を受賞している。記憶に新しいところでは、「恋戦。ＯＫＩＮＡＷＡ」や「たまゆらの女」などといった作品が日本でも公開されている。

【監督】

游乃海（ヤウ・ナイホイ）

香港の新人監督。この作品は、ヤウ監督の映画デビュー作にもなっている。警察物といえばジョニー・トーという大物監督が有名だが、ジョニー・トー作品とはまた違った若々しい個性がよく出ていると思う。

【ストーリー】

「尾行隊」とは、犯人や容疑者を捕える前に、彼らの挙動を監視下に置くため常に後をついて情報を提供する任務のこと。いつも危険にさらされる仕事。

電車の中で、ひとりの女性が意味ありげに、向かいの席で居眠りする男を盗み見ている。しばらくすると、居眠りしていた男は電車を降りる。すると、女性も電車を降り、彼を尾行していく。実は、男は警察の尾行隊メンバー。そして、女性は、尾行隊の入隊試験を受けていたのだった。結果、この女性は合格し、尾行隊に入隊することになる。その矢先、宝石店強盗事件が起こる。店内に仕掛けられた監視カメラから犯人の顔は分かったのだが、身元が分からない。尾行隊は、新人の女性を連れて、張り込みに出かける。彼らは手がかりを見つけることができるのか？緊張感あふれるストーリー展開に注目してください。

【レビュー】

人気シリーズ「エレクション」でも共演した香港映画の大御所２人、サイモン・ヤムとレオン・カーファイのコンビによる新作！香港映画ではおなじみの警察物だが、今回は「尾行隊」という特別部門に所属する男たちに目を向けた作品となっている。

【スチール写真】