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中日共同映画『純愛』のキャスト、「愛には災難を乗り越える力がある」(動画) |
発信時間: 2008-06-18 | チャイナネット |
中日共同映画『純愛』が、中国国内の主要都市で6月7日から公開が始まり、チャイナネットは、この映画に主演している小林桂子さんと川口恭誉さんにインタビューを行った。 (動画はこちら)
この映画は、戦争が終わった1945年以降の中国を舞台に、元開拓団の日本人の男女と、中国の農村の親子との物語だ。脚本も担当した小林さんは、「舞台の仕事で中国に来た13年前、中国残留婦人に出会い、その時代の話しを聞きました」と、この物語を描くことになったきっかけを話す。 日本の公開では、「握手した瞬間に泣き出す観客もいて、逆にこちらのほうが感動した」と言う川口さん。小林さんは、18回も映画を見てくれた人がいて、長男や次男、弟など自分の大切な人たちと来てくれたと話す。 川口恭誉さん 日本語のできる監督の蒋欽民氏に話しが及ぶと、「あまりほめてくれませんでした。ほとんど『不好』(よくない)か、いい場合は日本語で『悪くないよ』と。蒋欽民監督が唯一セリフだけで出演している場面があるのですが、そのセリフを録音し終わった時に、役者たちがみんなで『不好』と言い返しました」と、撮影の中でのこぼれ話も聞かれた。 脚本も担当した小林桂子さん 四川省の被災地では無料で上映されることになっており、また収益の一部は、四川大地震の被災地へ届けられることになっている。小林さんと川口さんは、四川大地震で被災した人たちに、「愛には災難を乗り越える力がある」「愛には国境がない」というメッセージを伝えたいと語った。 関係ニュース 中日共同映画「純愛」のプレミア・ショーが6月6日、北京で開催され、蒋欽民監督、小林桂子さん(脚本と主演)、川口恭誉さん、彭博さんら中日両国のスタッフが出席した。(写真) 「チャイナネット」2008年6月18日
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