青蔵高原の永久凍土地区に鉄道を建設するプロジェクトにおける技術的な問題点がこれまでに基本的に解決し、世界最長の高原凍土鉄道となる青蔵鉄道が建設される。
凍土問題は青蔵鉄道建設における主要な技術的問題である。青蔵鉄道は計画では全長1118キロで、うち海抜4000メートル以上の地区は965キロにもおよび、うち550キロが永久凍土地区に建設される。酸素が薄く寒冷で、永久凍土が連続する地区に建設される鉄道としては世界最長のもの。鉄道部の第一勘測設計院は1950年代から中科院凍土研究所や鉄道科学院西北分院と協力して、国内外の先例を参考に、凍土地区での鉄道建設について長期的な研究と実践を行い、プロジェクト成功のカギを握る技術的問題を基本的に解決し、同鉄道の建設の基礎固めを行っている。
「人民日報海外版」2001年1月9日2面
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