国家環境保護総局は4日初めて発表した生態保護に関する報告書で、「中国には、さまざまな自然保護区が2300カ所あまりあり、その面積は国土の15%を占めている」としている。
この報告書は「中国の湿地面積は、アジア一にランクされたが、天然の湿地面積は縮小されている。森林面積と森林備蓄量は絶えず増えているが、樹木の過度の伐採などの問題が依然として存在している」と指摘した。
関係者は、「中国のいくつかの重点地区の生態環境は効果的に保護され、改善された。しかし、中国の一人当たりの資源保有量は相対的に不足していることから、生態環境の悪化は依然として効果的に抑制されていない」と述べた。
「CRI」より2006/06/05