「西気東送」(西部の天然ガスを東部に送る)パイプ敷設工事が7月4日に新疆のタリム天然ガス田、クルロ、陝西省の延川黄土源、江蘇省の無錫市新区、上海市の白鶴鎮などの五つの施工現場で同時に着工された。この天然ガス輸送パイプの敷設は中国で距離が最も長く、投資とガス輸送量が最も多く、施工条件が最も複雑な工事である。工費総額は1400余億元。完成後、年間天然ガス輸送量は120億立方メートルに達する。
西部の天然ガスを東部に送るパイプラインは新疆タリム天然ガス田の輪南を起点として、東へ向かい、甘粛省、寧夏回族自治区、陝西省、山西省、河南省、安徽省、江蘇省、浙江省を経由し、上海市の白鶴鎮に至る、全長4000余キロで、パイプの直径は1016ミリ。
入札を通じ、中国天然ガス株式有限公司、イギリスのシェル、エクソン・スタンダード、ロシアの天然ガスなどが共同でこのプロジェクトに投資し、持株比率は中国天然ガス株式有限公司が50%、外国側投資者が45%、中国石油化学工業株式有限公司が5%となっている。
「チャイナネット」 2002年7月16日
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