チベット地質調査開発局によると、青海=チベット鉄道のチベット区間には、豊富な鉱物資源が鉄道沿線地帯に埋蔵されている、ということである。これらの鉱物資源は鉄道の開通につれて合理的に開発され、今後チベットの経済の新たな成長スポットとなるだろう。
この5大鉱産物ベルト地帯は次のとおりである。 @タングラ(唐古拉)山脈一帯の鉄、銅、多種類の金属のベルト地帯 Aバンゴンツォ(班公錯)―怒江地帯の金、銅、多種類の金属の埋蔵地帯 Bガンディゼ(岡底斯)山脈の多種類の金属埋蔵地帯 C羌塘盆地の石油、天然ガス埋蔵地帯 Dガンディゼ―念青タングラ山脈の地熱活動地帯
実地調査にたずさわった人たちによると、5大ベルト地帯は鉱物資源埋蔵量が非常に豊富である。そのうち当曲、碾廷の2カ所の鉄資源埋蔵量は1億d以上に達し、銅資源も50万d以上に達している。羌塘盆地には50億d以上の石油、天然ガスが埋蔵されている。実地の調査で発見された銅鉱は近年チベットで確認された2つ目の巨大な銅鉱地帯で、そのうち、邦嘎、銀多の金属資源の中で銅の埋蔵量が50万d以上に達している。
「チャイナネット」2002/08/06
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