中国は西部の天然ガスを東部へ送るプロジェクトで生態環境への悪影響防止のため、輸送パイプ沿線に水土保持専用ラインを設置することにしている。
伝えられるところによると、この水土保持専用ラインの設置は既に実施段階に入っており、西部の天然ガスを東部へ送る12本のパイプの内、3本に設置する水土保持専用ラインの設計は専門家によってパスされ、他の設計案も作成中である。
中国はこの専用ライン設置に10億元近くの資金を投入する予定だが、全プロジェクトが竣工すると、天然ガス輸送パイプ沿線の生態環境はいくらか改善され、水土流失への整備率は95%以上に達し、植生回復指数も98%に達し、土壌への浸食もいくらか緩和されるという。
「CRI」2002/08/20
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