代表団は今後、北京、寧波、杭州、瀋陽、大連、済南、青島、深セン、広州、西安、南昌、上海、天津などを分かれて訪問し、オリンピックが行われたスポーツ施設や経済技術開発区、民俗文化の観光名所などを訪問する。また企業や地域社会、大学、農村を視察し、ホームステイや家庭訪問をして、中国の青少年と交流を行い、中日双方が北京で開催する「中日青少年友好交流年」の閉幕式にも出席する。
今年は両国政府の指導者が共同で定めた「中日青少年友好交流年」で、文化、学術、環境保護、科学技術、メディア、映画・テレビ、観光などの分野で、様々な青少年交流イベントが開催されることになっている。
「中日青少年友好交流年」は、中日関係の改善と発展を促進するために、『中日平和友好条約』締結30周年記念をきっかけに始まった。2007年の「中日文化・スポーツ交流年」と中日国交正常化35周年記念に引き続き、両国国民の感情の交流を増進し、友好事業の後継者を育成するための重要な交流イベントだ。
「交流年」の実施窓口は、中華全国青年連合会と日本外務省。中国側は、中華全国青年連合会、中国共産党中央対外宣伝部、中国共産党中央対外連絡部、外交部、国防部、財政部、教育部、文化部、中国民航総局、国家放送映画テレビ総局、国家体育総局、国家観光局、国務院新聞弁公室、中日友好協会など14の機関からなる「交流年」中国側組織委員会を発足させた。