日本の大学生、「五輪の開催で北京は大きく変わった」
中国政府の招きに応じ日本政府は、福田康夫元首相を名誉顧問、元外務大臣で日中友好議員連盟の高村正彦会長を総団長とする青少年友好代表団を派遣し、その約1000人が12月18日、9つのルートで続々と中国に到着した。
代表団は18日午後、北京都市企画展覧館を見学した。早稲田大学修士課程の三輪紘子さんは、「7年前に中国にきたことがありますが、今回、五輪の開催で北京は大きく変わり、驚きました。空気もきれいです」と北京に対する印象を語った。「あの時、天安門に行きましたが、今は変わりがないでしょう。もう一度見に行きたいのです」と話した。
日本青少年訪中団1000人が18日、北京に到着した。19日からは交流イベントに参加し、午前中には北京のオリンピック公園で、「鳥の巣」の名前で親しまれている国家体育館を見学した。
バスに乗って移動中の日本の若者たちは、遠くに「鳥の巣」が見え始めた時から写真を撮っていた。そして「鳥の巣」に入ると、「大きい」「すごい」と驚嘆の声を上げ、にぎやかな音楽にとともに北京オリンピックのマスコット「福娃」が登場して踊りを披露すると、「福娃」を背景に記念写真を撮り合っていた。