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現在、中日韓は、貿易、エネルギー、環境、防災などの分野において、共通あるいは似通った課題を抱えている。対話による協議や相互協力は、三カ国の人々にさらに多くの利益と福祉をもたらすだろう。金融危機の対策と協力は、福岡での中日韓首脳会議の新たな話題だ。今回の首脳会議では、約10時間の会議が予定されており、両国間、多国間の交流は10回ほど手配されている。

中日韓は地理的に近く、互いに依存している。昨年11月にシンガポールで行なわれた首脳会議では、今後の協力について8つの共通認識に達し、今年に入ってからは、外相、財相、衛生相の会議が相次いで開催された。現在3カ国の部長クラスの会議は13回を数え、今回の首脳会議期間中には共同防災部長クラス会議を新設することになっている。

今回の首脳会議は、中日韓の「協力基調」の強化を示す。2006年以来、中日韓の関係は総体的に改善され、中日間では「戦略的な互恵関係」の構築に力が入れられ、中韓間では「全面的協力パートナー関係」から「戦略的協力パートナー関係」にレベルアップ、日韓間では、「成熟したパートナー関係」の構築で一致している。

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2008