「細行を矜(つつし)まざれば、終(つい)に大徳を累(わずら)はす(小さな行ないも慎重にしなければ、ついには大きな徳をそこなうことになり)」。各級幹部が自ら、小さな事からやり始め、率先して正しい道をしっかりと守り、正しい気風を発揚して、行政を行うよい環境を構築するよう努めなければならない。作風関連分野に現れた新たな変化や新しい問題をしっかりと監視し、いち早く相応の対策措置を講じて、状況の掌握は鈍くないし、問題の解決は遅らせず、矛盾を積み重ねずに解消して、誰でも身命を顧みずに法律を犯せば、断固として是正しなければならない。「四つの風潮」の問題の解決を切り口に、思想作風、仕事のやり方、指導の姿勢、幹部の生活ぶりの改善に努め、学習・文章・会議の気風を改善し、根治の対策を強化することにより、党員、幹部が歪んだ風習・邪な気風に染める勇気がないだけではなく、そうすることができないし、そうしたくないようになり、党の作風を全面的に純潔するようになる。
第6、党の紀律を厳正にする。「道私者乱、道法者治。(私情を言えば乱れ、法規を言えば治まる)」。紀律は厳しくなくて、党を厳しく治めることが話にならない。昨年来、各級党組織は教育実践活動と結び付けて、規律の規定を充実させ、規律を守り問責を強化し、効果は良かった。同時に、すでに調査して処分した多くの逆行した規律違反事件の中から見られるように、一部の党員、幹部は紀律の規定に少しも耳を貸さず、「四つの風潮」をやって少しも気兼ねしなく、腐敗をやるの心が温存しょうとして運よく過ごすことを期待している。したがって、紀律面でさらに厳しくしなければならない。
紀律の前はすべて平等で、党内は紀律の制約を受けない特別な党員があってならない。党の各級組織は積極的に紀律教育の恒常化、制度化する道を探求すべきで、しばしば襟や袖を引っ張りして注意してやることによって、党員、幹部は次のことを真に理解するようになり、党の紀律は全党が必ず守らなければならない行為規範であり、厳格に遵守し、断固として守ること、これは合格する党員、幹部としての基本条件である。
従うべき紀律があることは紀律を厳格に守る前提で、党の紀律の規定は情勢と党建設の要請に基づいて絶え間なく充実化させなければならないし、システムを整え、実際に役に立つよう確保し、実際から遊離し、内容が曖昧になって、実践に立ち遅れるのを防がなければならない。各級党組織と指導幹部は確実に規律を守る職責を履行し、取りなしやコネクション、利益チェンを拒否し、こうしたことに役立つ措置をとり組織管理の有効性を高め、紀律違反を直ちに発見し、調査して処分できようにする。こうしてわずかの兆しからその動向を見極めるのに有利であり、幹部を教育し救うのに役立つ。ある地方と部門は問題があると、いつも蓋をしておきたい、ひいては、誤ちを庇う力は正義を主張する力を上回り、この問題は真剣に解決しなければならない。紀律違反を調査し処分するにあたって、必ずなにかの問題があれば、それをはっきりさせ、どんな問題を発見しても、それを調べて明らかにするように堅持しなければならず、知らんふりをしたり、肝腎な問題を避けて、大きな問題を小さなものを見せ、小さな問題を解消させてはならなくて、いかなる人でも隠して、簡略化し、融通をきかしてはならない。