来賓たちはこの著書を高く評価している。古賀重成所長は、「本書の出版は、中国のより多くのNPO研究者に研修プロジェクトの成果を紹介するとともに、中国の人たちが日本の市民社会の建設におけるNPOの役割をよりよく知るための一助となろう。著書の形で日本のNPOを紹介することは中国では初めてである。これは非常に積極的な意義があるのではないだろうか」と語った。

元国家工商管理局法規司の張経司長は、「本書は日本のNPOの状況を全面的に紹介したものであり、中国国内のNPOに関する資料のブランクを埋めるものでもあり、より多くの人々が公益事業に身を投じることを促進することになろう」と語った。

本書の著者の一人･王名教授は最後に、日本のNPOに対する研究はまだ序の口にあり、今後、発展し続ける中日両国のNPOの交流や協力の強化にさらに力を入れることになろう、と決意を表明した。

「チャイナネット」2007年12月28日