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北京師範大学の于丹教授、福田首相に『論語力』を贈呈
発信時間: 2008-01-31 | チャイナネット

于教授と会う福田首相

福田首相に贈呈した于丹教授の著書

日本の福田康夫首相は30日午後、東京で北京師範大学の于丹教授と会った。

福田首相は「わたしの世代の日本人はみな、論語の多くの内容に精通し、小さい頃に論語を学んだことがある。論語は現在、中国人、日本人双方が必要としているものだ。教授が今後頻繁に来日して交流されることを希望します」と述べた。

于教授は福田首相に、自著「于丹論語心得」とその日本語版「論語力」、論語の格言「禮之用和為貴」の自筆色紙を贈呈。「早稲田大学などで講義すると、日本人はみな、わたしが黒板に書いた言葉を理解する。日本は中国以外で唯一、漢字を使って講義ができる国だ。多くの日本人がこのように論語を熟知し、好んでいることを目の当たりにし、驚きと共に喜びを覚えている」と述べた。

于丹氏のプロフィール

北京師範大学芸術・マスコミ学院の准教授、映画・テレビ・マスコミ学部の主任、中国古代文学修士、映画・テレビ学博士。専門は放送・テレビメディア学。「イメージ ブランド 競争力」などの専門書を出版し、重要な学術雑誌に専門分野の論文10数万華字を発表。映画・テレビ界の著名な企画者、執筆者として、中央テレビ局の「東方時空」「今日説法」「芸術人生」など50の番組を企画している。現在、中央テレビ局のニュースチャンネル・科学教育チャンネルの総顧問、北京テレビ局の首席企画顧問を務めている。古典文化の研究者、語り部として、中央テレビ局の「百家講壇」で7日間連続して「論語」を解読し、視聴者から大歓迎を受けた。

「人民網日本語版」「北京週報日本語版」2008年1月31日

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