日本を公式訪問中の唐家セン国務委員は崔天凱・駐日中国大使が主催したレセプションで21日正午、胡錦濤国家主席が今春予定している日本の公式訪問は両国関係に新たな局面を切り開く上で、重大で深遠な意義があることを指摘した。「中国新聞網」が伝えた。
唐国務委員は中国と日本はそれぞれ重要な発展の時期にあり、中日関係は新たな歴史のスタート地点に立っているとし、胡錦涛国家主席が今春予定している日本への公式訪問は21世紀初の中国国家元首の訪日となり、中国共産党第17回全国代表大会(十七大)後最初の最高指導者の外国訪問でもあることから、中日関係の発展を促し、両国関係の新たな局面を切り開く上で重要かつ深遠な意義があるとした。
同時に、中国側は今回の重要な訪問を通じて、日本側と共同で中日関係の将来の発展構想を計画し、中日関係の長期にわたる健全で安定した発展の新たな枠組みを確立していきたいと強調した。中国は日本各界と共に努力してこの訪問を円満に成功させ、中日関係を新しい段階へと推し進めることを願っている。両国が手を携え、発展のチャンスをつかみ、共に困難に立ち向かえば、中日友好は21世紀において力強い生命力を発揮するとした。
「人民網日本語版」2008年2月21日 |