中国共産党中央対外連絡部の王家瑞部長は17日、自民党の野中広務元幹事長、江崎鐵磨副幹事長らと北京で会談した。王部長は「胡錦涛・中国共産党中央総書記（国家主席）は16日の日本の両与党幹事長との会見において、中日関係の一層の発展について重要な講話を発表した。中国側は日本側との協力を強化し、両国間の合意を真摯に実行に移し、中日関係の前向きな発展を共に促していくことを希望している」と述べた。

野中元幹事長は胡錦涛総書記ら中国の指導者が両国関係の発展を重視していることを高く評価。「西蔵（チベット）問題は中国の内政であり、日本は西蔵問題を利用した北京五輪のボイコットと破壊に反対する」と表明した。

「人民網日本語版」2008年4月18日