東京のホテルニューオータニで25日、在日華僑・華人によるチャリティー書画展が開かれ、関乃平氏、劉洪友氏、曹亜鋼氏、袁波氏ら数十人の芸術家が自作を出品・販売し、四川大地震の被災者への愛を形にした。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
日本華僑華人文学芸術家連合会の関乃平・総代表理事は「私は美しく豊かな四川の地を訪れたことがあり、今年秋にも学生を九寨溝へ写生に連れて行く予定でした。しかし、人々を震撼させる大地震が、一瞬にして数十万人の死傷者をもたらしました。廃墟と化した村落を見るとき、家族を失い悲しみに暮れる人々を見るとき、特にショックから立ち直れない子どもたちを見るとき、私の心は彼らと同様に血の涙で溢れます。彼らのために少しでも早く、できる限りのことをしたい。そこで私たち在日華僑・華人の書画家は、各自の力作をチャリティーで販売することにしました。これが日本の友人の心と共に、被災地へ届けられることを希望します」と述べた。
会場ではその場で寄付する華僑・華人のほか、作品を鑑賞し、購入する日本の友人たちの姿が絶えなかった。彼らはこうしたお金が、できるだけ多くの被災者の救援と、できるだけ早い被災地の復興に使われることを望んでいる。
「人民網日本語版」2008年5月26日 |