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東中国海大陸棚の境界画定における中国側の立場
発信時間: 2008-06-20 | チャイナネット

武大偉外交副部長は19日、東中国海問題をめぐる中日間の合意について談話を発表し、国内外の記者の質問に答えた。

三、東中国海大陸棚の境界画定における中国側の立場

中国側は大陸棚の自然延長の原則による東中国海の境界画定問題の解決を主張していることに対し、日本側は「中間線」を主張している。この紛争は短期間では解決困難だ。この問題を適切に処理せず、東中国海問題の紛争がますます激しくなるに任せては、中日関係の大局が阻害される。中日関係を順調に前進させるため、中日双方は主権問題に及ばない情況の下で、過渡的な対処を講じ、この問題が中日関係の安定した発展の障害になることを回避する決意をした。共同開発に関する双方の共通認識は、この過渡的な対処だ。

早くも30年前に、中国の指導者は海洋権益問題の解決において「紛争を棚上げにし、共同開発する」構想を打ち出した。共同開発に関する中日双方の共通認識は、つまりこの構想の具体的な実践であり、中国側の一貫した立場を体現するものだ。東中国海における中日の大陸棚境界画定問題は、今後双方が協議を通じて解決する必要がある。

「人民網日本語版」2008年6月20日

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