ホーム>>中日両国>>社会
障害者支援をテーマに第2回中日NGOシンポジウムが開催
発信時間: 2008-06-26 | チャイナネット
 JICA中国事務所の古賀重成所長はあいさつで、「中国政府は全国的に障害者支援関連の施策を進めており、JICAも中国のリハビリテーション技術者の育成などについて、20年以上にわたって技術協力を展開してきた、しかし障害者支援事業は裾野も広く、地域社会との関連もあって、政府だけで十分な対応を取ることは容易ではない。国の隅々にその支援とサービスを届けるには、NGOの民間レベルの取り組みが今後ますます重要となってくる」と語った。


「中国障害者現状及び障害者事業が面しているチャレンジ」の基調講演を行う張宝林中国障害者連合会理事


「日本における障害者支援への取り組み」をテーマにする講演を行う松井教授


中国障害者連合会の張宝林理事や、日本の法政大学現代福祉学部の松井亮輔教授は、それぞれ両国の障害者支援政策の現状を紹介し、今後、両国は障害者状況の改善にさらに積極的に対応し、この分野における政府や民間の交流と協力を引き続き強化しなければならないと述べた。

今回のシンポジウムの会期は2日で、参加者は中国の障害者支援NGOと中日両国の技術協力プロジェクトである「中国リハビリテーション研究センター」を27日に見学した後、テーマに分かれて討議を行うことになっている。

「チャイナネット」2008年6月26日

     1   2  


  関連記事

· アジア開銀、中国の貧困撲滅活動でNGOの役割を強化

· 中日のNGOめぐるシンポ、北京で開催

  同コラムの最新記事

· 松山バレエ団の清水正夫さんが死去

· 電池のいらないテレビ用リモコンが開発 日本

· 日中文化交流会が成立 北京

· 中日韓観光相、「プサン宣言」に調印

· 中国政府、日本の被災地に義援金