李克強副総理(中共中央政治局常務委員)は23日、張富士夫会長を団長とする日中経済協会代表団、および国際鉱物加工総会のため来中した外国の代表と、人民大会堂でそれぞれ会談した。
李副総理は中日の経済貿易協力の推進と中日関係の発展における日中経済協会の重要な貢献を高く評価し、四川大地震の際の日本各界の貴重な援助に謝意を表明。「ここ数年、中日関係の改善と発展の勢いは高まり続けている。中国は日本側と共に、中日間の4つの政治文書の導きの下、戦略的互恵関係の持続的で踏み込んだ前進を促していくことを望んでいる」と述べた。
李副総理はさらに「中国は現代化の過程にあり、市場は大きな将来性を備え、生産要素は充足し、経済成長の潜在的な力は巨大だ。中国政府は引き続き的確な調整措置を講じ、マクロ経済の安定を維持し、長期安定的な比較的速い経済成長を促していく。現在の国際経済・金融情勢を前に、中日の経済界は経済・貿易・投資・省エネ・環境保護・ハイテク・中小企業面の協力を一層深め、開拓し、たゆまず新たな協力の柱を打ち立て、ウィンウィンと共同発展を達成し、アジア・世界経済の安定成長と繁栄に貢献を果たしていくべきだ」と述べた。
張会長は「日中経済協会はこれまでと同様、両国の経済貿易協力の推進と強化に尽力し、日中友好の強化のために引き続き努力していく」と表明した。
「人民網日本語版」 2008年09月24日 |