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24日開催のASEM第7回首脳会合 外交部事前説明
発信時間: 2008-10-15 | チャイナネット

 



(2)ASEMでの中国の活動

中国はこれまで、アジアと欧州の協力の進展過程における積極的な提唱者と建設的な参加者の役割を担い、アジアと欧州の協力体制の深化に力を尽くしてきた。中国国務院総理は1996年以来、歴代のASEM首脳会合に出席し、▽アジアと欧州の新型パートナーシップの基本原則を構築する▽政治面の対話と協議を強化する▽経済貿易関係をランクアップする▽環境・農業の分野での協力を強める▽文化・文明に関する対話を展開する▽若者の交流を推進する――などの提案を行ってきた。中国はこれまで、税関・科技・環境・文化などの多分野にわたる多くの閣僚級会議やその他の重要な活動を提唱し、主催してきた。ASEMの設立以来実施されてきた100余りの提議のうち、中国が提出したものは17を数える。中国はまた、閣僚級会議を呼びかけた回数が参加国のうち最も多い国でもある。

(3)ASEM第7回首脳会合の基本状況

ASEM首脳会合はASEMにとって最高レベルの活動であり、ASEMの指導原則と発展方向を確定する役割を持つ。2年に1回開催され、アジアと欧州で交互に開かれる。第7回首脳会合は、非常に独特な国際環境のもとで開かれる。▽世界金融の激動▽エネルギー問題・地球温暖化▽食糧の安全保障――という3つの難題が交錯し、国際状況は複雑で変わりやすくなっている。今回の会合は「対話協力、相互利益」をテーマとし、上述の問題に焦点をあてた討論が展開される。さらに▽災害救助での協力▽国際と地域の状況に関する問題▽アジア・欧州間の貿易と投資の促進▽持続可能な発展に関する問題▽異なる文明間の対話の強化――などについても広く意見が交換される。アジア・欧州間の相互信頼と協力を強化し、各問題への共同対処策を検討し、アジア・欧州双方の人々に利益を与えるねらいだ。

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