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人気パンダ「梅梅」が死去 功績多き生涯 |
発信時間: 2008-10-20 | チャイナネット |
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▽腸閉塞を再発 治療の甲斐なく 今年年初、ずっと健康だった梅梅は突然、腸閉塞を発症した。中日専門家の共同努力のもと、中国医学と西洋医学を組み合わせた治療が行われ、10日余りで快復を果たした。だが9カ月の過ぎた今月4日、梅梅の精神状態は再び悪化し、食欲も低下し、排便もなくなった。症状が1月と似ていたため、中国側の専門家は腸閉塞を再発したものとみている。 日本側の専門家は6日から、梅梅が必要とする栄養を点滴で維持してきた。さらにパラフィン油・ひまし油・石けん水の体内注入による浣腸などの手段で便通を促した。また成都パンダ基地は、成都中医薬大学と華西医院消化内科の有名教授に梅梅の診察を依頼した。だが梅梅の腸内の糞便は排出されず、自分で食事をすることもできず、これによって引き起こされた血中カリウム低下で腸のまひがさらに悪化した。13日にはその他の内臓に機能不全が発生し、梅梅は15日にこの世を去った。
▽献花台を設置 すぐれた功績を記念 「腸閉塞はパンダによくある消化器疾病のひとつ。死亡率はとても高い」。成都パンダ基地の専門家によると、腸閉塞はパンダのかくれた天敵と言われている。梅梅の死因については、腸閉塞の疑いがあるとの初期判断がなされているが、さらに深刻な腸ねん転や腸重積であった可能性もある。中日双方の合意に基づき、梅梅の遺体は中国側専門家の立ち会いのもとで病理解剖され、死因の特定がなされる。 日本側は、世界のパンダ保護事業に対して梅梅が生前に上げた優れた貢献を記念するため、白浜アドベンチャーワールドのパンダランドに16日から献花台を設け、各界の人々の訪問を受け付けることを決定した。 「人民網日本語版」2008年10月20日 |
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