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中日が共同で吐爾基山遼墓の彩色棺を修復 
発信時間: 2008-10-27 | チャイナネット

内蒙古自治区文物考古研究所によると、中日の文化財専門家が共同で取り組む吐爾基山遼墓の彩色棺の緊急修復作業が大きな進展を見せている。「新華網」が伝えた。

吐爾基山遼墓は2003年の中国の考古学の十大新発見の一つ。墓葬の水準の高さや貴重な文物が数多く出土したことで国内外で有名だ。しかしその古さから墓の中から発見された彩色棺は顔料の脱落や金箔のはがれといった現象のほか、一部には変形や亀裂も見られた。

彩色棺の保護を強化するために、2007年から内蒙古自治区文物考古研究所は日本の九州国立博物館の文化財保護修復の専門家を特別に招待して、期間3年の彩色棺の緊急修復を行っている。

専門家によると、撮影や顔料の鑑別といった技術を通じて、彩色棺の外棺の脱落した顔料の修復作業は順調に進み、内棺のはがれた金箔も修復された。現在外棺、内棺は基本的に修復を完了し、今年末には再び一般公開される見通しだ。棺床など彩色棺の他の部分の修復作業も急いで進められている。

「人民網日本語版」 2008年10月27日

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