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日本美術館理学の専門家、中国芸術研究院の招聘教授に
発信時間: 2008-11-11 | チャイナネット

美術管理学の分野で日本でも名の知られた龍愁麗教授が10日、中国芸術研究院の招聘(しょうへい)を受け、同研究院の特別招聘教授となった。龍教授は就任を祝うセレモニーで、切り絵作家の夫・宮田雅之氏(故人)の代表作10点を同研究院の図書館に寄付した。「新華網」が伝えた。

龍教授は現在、上海師範大学国際文化交流学院の客員教授、中国美術学院国際教育学院の客員教授を務める。パリ大学で美術管理学科を卒業した龍教授は1972年から、宮田雅之氏のマネージャーと企画者として、300回余りの展覧会を日本内外で企画・開催した。

宮田雅之氏は、中国伝統の切り絵を基礎として、筆を刀に替えて描く「刀勢画」を作り出し、紙と刀の世界での革新性と技法の統一を果たした。「国連認定画家」の称号を獲得した初の日本人芸術家となり、代表作の「赤富士」は国連の芸術コレクションに納められている。

「人民網日本語版」2008年11月11日

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