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中国、日本の廃棄物削減中期目標の国際的な差異を指摘
発信時間: 2009-06-12 | チャイナネット

中国外交部の秦剛報道官は11日北京での記者会見で、「日本がこのごろ公表した廃棄物削減の中期目標は国際社会が共同に気候変動に対応する緊迫性、および国際社会の普遍的な希望と差異がある。中国は国際社会がこれを客観的かつ公正に評価することを確信する」と述べた。

秦剛報道官は、「中国政府は省エネやエネルギー効能の向上、再生エネルギーの発展などの面で引き続き努力していく。しかし、中国は発展途上国であり、現在の主な任務は経済発展、貧困撲滅、国民生活レベルの向上にある。こうした状況の下で、中国は制約的な廃棄物削減基準を受けいれることは出来ない」と述べた。

なお、日本はこのほど、2020年の温室効果ガスの廃棄削減の中期目標を2005年より15%下げると発表していた。

「中国国際放送局 日本語部」より2009年6月12日

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