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長野県の農業を支える中国人研修生 |
発信時間: 2009-08-18 | チャイナネット |
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収穫したばかりのレタスを箱詰めする中国人研修生の賈永鋒さん(『日本新華僑報』より)
日本一のレタス産地として有名な長野県川上村が、収穫の時期を迎えている。現在、ここできつい畑仕事をするのは主に中国の東北地方から来た研修生たちで、その数は年々増え続けている。日本新華僑報ネットが伝えた。 統計によると、川上村の現在の人口は4357人で、そのうち、2009年に中国から来た農業研修生は人口の16%を占める702人である。赤や青の野球帽をかぶり農作業をする中国の若者たちは、この村独特の風景となっている。 川上村の就業者数は約2950人で、その7割が農業に従事している。過去30年間、レタスの栽培で成功を収め、大部分の農家の年収が2000万円を超えたという。2006年、日本は初めて台湾にレタスを輸出し、その後香港市場を切り開いている。 日本の2005年の統計によると、農業従事者のうち、26%が65歳以上の高齢者である。日本では、農業経営者の高齢化や後継ぎ不足などの問題が深刻化しているいま、労働力不足は日本農業の発展を妨げる主な要因となっている。 川上村農林業振興事業協同組合の鷹野憲一郎専務理事は、畑で作業する中国人研修生たちを見ながら、「日本農業の未来に外国人労働者は欠かせない」と語った。 「チャイナネット」2009年8月18日 |
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