16日に日本の首相に就任する民主党の鳩山由紀夫代表は15日深夜、新内閣の全ての閣僚人事を決定したことを明らかにした。
これ以前に、外務大臣に岡田克也幹事長、「国家戦略局」担当大臣兼副首相に菅直人代表代行、内閣官房長官に平野博文役員室長を起用する人事は固まっていた。
鳩山氏は同日日中、連立政権を組む社民党の福島瑞穂党首、国民新党の亀井静香代表にそれぞれ電話し、福島氏に消費者・食品安全・少子化・男女共同参画相、亀井氏に金融・郵政問題相を打診した。同日夜には、細川内閣で大蔵大臣を務めた藤井裕久氏、羽田内閣で法務大臣を務めた中井洽氏、前原誠司・元民主党党首、赤松広隆・民主党選挙対策委員長、小沢鋭仁・国民運動委員長、川端達夫・元民主党幹事長、直島正行・参院議員、北沢俊美・参院議員、千葉景子・参院議員,仙谷由人・元政調会長、党内若手グループの論客である長妻昭氏と原口一博氏の入閣を次々に決定した。
閣僚18人の年齢構成は、70代が3人、60代が9人、50代が4人、40代が2人。
各閣僚の職務の詳細は、16日午後、鳩山氏が首相に選出された後に正式に発表される。
「人民網日本語版」2009年9月16日