中日韓協力10周年に際し、北京では10日午前から第2回中日韓首脳会議が行われており、3カ国の協力は東アジアだけでなくアジア全体や世界にも深く影響することから広く注目を集めている。

今回の会議は中国国務院の温家宝総理が主宰し、日本の鳩山由紀夫首相と韓国の李明博（イ・ミョンバク）大統領が出席。会議では3カ国の協力の歴史を振り返り、協力の未来を展望、計画し、中日韓の更なる発展を促進して、共に関心を持つ国際や地域の問題について意見交換することにしている。

鳩山首相にとって今回の首脳会議は首相就任以来初の中国訪問であり、中国の指導者との会談も行われる予定だ。中日両国は複雑で深遠な2国間関係であり、日本の政局が比較的安定した重要な時期に両国がいかに計画を立てるのかが注目されている。

上海では9月28日に中日韓外相による外相会議が開催された。この会議で3カ国の外相は、共同で国際金融危機に対応して景気回復を促進し、再び奮起して経済成長を高めるこの重要な時期に、3カ国の首脳会議は政治的な相互信頼や互いに利益のある協力の推進、アジアの安定と発展促進のために重要な意義を持つという意見で一致している。

「チャイナネット」　2009年10月10日