日本の首都・東京は世界で人口密度が最大の都市の一つだ。日本の政治・経済の中心、アジア・太平洋の金融センターとして、人の流入が激化し人口が増加した結果、東京は人口1200万人の巨大都市に成長している。こうした人口が高く集中した大都市では交通渋滞や大気汚染が不可避の難題となるのが一般的だ。しかし東京の街角に立って眺めても、秩序正しくスムーズに車が行き交う道路しか見られない。東京のような巨大な人の流量を支えるものは何なのか。日本人の環境保護意識はごみの分別や可愛らしい携帯式灰皿、子供のころから行われる環境保護教育など、生活のあらゆる隅々に現れている。今回の番組では21世紀の日本の風景を紹介し、生き生きとした一般の生活から、馴染みがありながらもよく知らない「大和」というこの民族を理解、解読したい。
「人民網日本語版」2009年11月30日