習近平国家副主席は東京で15日、日本経団連との朝食会に出席し、中日経済貿易協力の新たな水準への引き上げをテーマにスピーチした。
習副主席は「中国政府は日本との関係を非常に重視している。私の今回の訪日は、相互信頼を深め、交流を促し、友情を発展させ、協力を推進し、中日戦略的互恵関係をさらに前進させるためのものだ」と表明。
また、「経済貿易協力は両国関係の重要な柱だ。現在すでに日本にとって中国は、最大の貿易相手国、最大の輸出先、第一の投資先、中国にとって日本は第3の貿易相手国、第2の外資導入元となっている。両国の経済貿易協力は、かつてない水準に達している。日本経団連の友人各位は、両国の経済貿易協力の積極的な推進に、長年重要な貢献を果たしてきた。これを高く評価する」と強調した。
経団連の御手洗富士夫会長は、商工企業界を代表して、習副主席の訪日を熱烈に歓迎し、経団連への来臨に感謝。「中国の発展の成果と、資源節約型社会、環境にやさしい社会の発展に向けた中国政府の尽力は、日中協力の一層の強化に大きな活力を注いでいる。中国側と手を携えて努力し、協調・協力を強化し、日中戦略的互恵関係の不断の前進を促していきたい」と表明した。
「人民網日本語版」2009年12月16日