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中日学術機関、歴史研究で初歩的な共通認識に
発信時間: 2010-02-03 | チャイナネット

中国外交部の馬朝旭報道官は北京で2日、「中日の学術機関は歴史共同研究において初歩的な共通認識に達したものの、意見の食い違いも存在している」と述べた。

中日両国の学者の3年間にわたる共同研究と学術討議によって、「中日歴史共同研究報告書」が発表された。報告書は両国の学者の論文からなり、古代史と近代史の2つの部分に分けられている。

この報告書に対する評価についての記者の質問を受けて、馬報道官は、「共同研究が2006年12月から始まった。中国社会科学院近代史研究所と日本国際問題研究所によって行われている。双方は中日関係史について幅広い研究と討議を行い、一部の共通認識に達した。日本側は軍国主義による中国への侵略、侵略戦争が中国人民に巨大な傷害を与えたこと、南京大虐殺などの罪悪行為を承認した。一方、一部の意見の食い違いも存在している。双方の論文はそれぞれ双方の委員が書いたもので、作者本人の見解を表明している」と述べた。

「中国国際放送局 日本語部」より 2010年2月3日

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