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浅田次郎「共通している日本人と中国人の情緒」
発信時間: 2010-02-08 | チャイナネット

北京で7日から始まった第5期中日友好21世紀委員会第1回会合の共同記者会見が8日に行われ、中国側の唐家璇座長と日本側の西室泰三座長が今回の会議の成果について紹介し、委員たちが中日両国記者の質問に答えた。

 

 

 

記者:中国では、80年代から、たくさんの映画やドラマが中国で放映され、中国の観客たちの心を深く打ったが、著名な作家として「心の琴線に触れる」ということについてどう理解しているか。 

 

浅田次郎委員:本質的には日本人の情緒と中国人の情緒は非常に共通していると思います。それはたぶん、1700年にも及ぶ日中間の交流の中で、中国におけるモラル、儒教を中心としたモラルというものが、中国から日本に輸入され、日本人的なモラルとして定着したことに起因していると思うからです。

ですから私が中国を舞台にした、あるいは中国人を登場人物にした小説を書く時は、中国だったらどうだろう、中国人だったらどう考えるだろうというふうには考えず、日本人の心で書いています。それは、それで十分通用すると思っているからです。

欧米のキリスト教文化圏とは相容れない情緒というものがありますが、日本や韓国、中国という東アジアでは、儒教的道徳のもとに同じような情緒を共有している。ですからこれから先もそういった意味で、映画にしろテレビドラマにしろ小説にしろ、あらゆる表現方法というものが日本と中国の間でもっと活発に交換され、積極的に行われるべきだと思います。

 

 

「チャイナネット」 2010年2月8日

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