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japanese.china.org.cn | 16. 07. 2012 |
和平村
中国西南部の貴州省鎮遠県に、「和平村」(平和村)と呼ばれるところがある。「村」というものの、かまどから煙が立ち上がり、鶏が鳴くような人々が暮らす村落ではない。「和平村」はもともと当時の国民党政府が設立した「貴州第二模範監獄」(刑務所)だった。抗日戦争勃発後、「収容所」として使用されるようになり、1939年から1944年まで、「第二日本捕虜収容所」として、日本人捕虜合わせて600人あまりを収容していた場所だ。70年前、ここでは戦争と平和の真実の物語が演じられていたのだ。
「和平村」は高い塀に囲まれている敷地面積6192平方メートルの長方形の建物だ。正門の外に立っている歩哨と隅の空き地に立つ4つの監視塔以外に、「刑務所」に欠かせない拷問具などは見かけない。「収容所」というよりも「学校」に近い雰囲気が感じられる。
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