日本海上自衛隊のP-3C対潜哨戒機

その他の型式の対潜哨戒機とくらべ、日本の海上自衛隊に配備されているP-3C対潜哨戒機の尾部には1本の長い「しっぽ」がついている。この蜂の針にも似た尾部内部にはASQ-81V磁気探査機が装備されている。この探査機で潜水艇を探査することができる、対潜哨戒機として必携の武器なのだ。

潜水艇自体が発する磁気異常が磁場を揺らすという特長から、磁気探査機は潜水艇の情報を察知することができ、海中に潜伏する潜水艇発見に役立つ。