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japanese.china.org.cn | 25. 03. 2013 |
すでに高い総合実力を持つ海上保安庁が、新しい武器を手にしようとしている。今年1月に海上自衛隊を退役したばかりの駆逐艦「はつゆき型」、「みねゆき型」が改造を経て巡視船に生まれ変わり、東中国海で中国の法執行船に対抗する可能性が浮上した。
国際問題専門家の葉海林氏、軍事問題専門家の李莉氏は中国中央テレビ(CCTV)の番組「防務新観察」に出演した際、本件について説明し、意見を述べた。
はつゆき型駆逐艦の前世と現在
李氏によると、はつゆき型は80年代初に就役し、計12隻に達する。はつゆき型は防空・対艦・対潜の多目的駆逐艦とされた。
退役軍艦の加入により、海上保安庁の実力はどれほど強化されるのだろうか。葉氏は、海上保安庁が主に次の二つの強化を実現すると指摘した。(1)海上探知能力の大幅な強化。対潜任務に重点を置いた軍艦であるはつゆき型は、優秀なレーダー性能を持つ。(2)一般的な海上保安庁の船舶よりも、海の対峙で高い能力を持ち、より危険な動作に出ることが可能。はつゆき型の性能は、中国の1000トン級の法執行船を全面的に上回っている。
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