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japanese.china.org.cn | 10. 04. 2014 |
■泉氏―「翻訳の喜び知り、多くの人が携われば」
講演会の中で、中国の文芸作品を中心に2011年までに十数冊を翻訳した泉氏(上の写真)は、文芸翻訳は「時間がかかる割に経済効果の悪い」大変な仕事であるものの「日本で知られていない作品や作家を発掘する楽しみがある」といった喜びがあると強調。その上で、中国に関心のない日本の若い世代らに興味を持ってもらうためにも「できるだけ多くの人に翻訳に携わってもらい、中国の様々な事情を紹介してほしい」と呼びかけた。
小林氏(上の写真)は「13年の北京暮らしで見たこと、感じたこと」をテーマに講演。とくにここ数年悪化した日中関係のもとで体験した北京の人々との温かなふれあいについて触れ、「日中関係は今、残念な時期にあるが、個々の交流を大切に思う人が増えれば両国関係もきっと変わっていくはず。身近なところからでも確かな交流を続けたい」と民間交流の大切さを訴えた。
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