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japanese.china.org.cn | 28. 12. 2014

日本のそうりゅう型潜水艦、中国にとって最大のライバルか?

タグ: そうりゅう 潜水艦  魚雷

アジア太平洋は近年、世界で潜水艦が最も発展している地域になっている。中国周辺諸国・地域は2014年に、潜水艦の開発・配備を急ピッチで進めた。新たに建造された、もしくは更新された潜水艦部隊が周辺の広い海域で活動を開始しており、強い海軍を持たないフィリピンさえ潜水艦に特化した部門を設立し、数隻の潜水艦を調達しようとしているほどだ。周辺諸国の水中部隊の実力はどの程度に達しているのだろうか?2014年にはどのような新しい動きがあったのだろうか?環球時報は周辺諸国で最も高い能力を持つ、5種類の潜水艦をまとめた。

日本は「控えめだが華麗」な潜水艦の発展を遂げている。防衛省は2009年より毎年1隻配備のペースで調達しており、川崎重工と三菱重工から4隻の最新型潜水艦「そうりゅう型」を調達している。神戸市兵庫区の三菱重工神戸造船所で2014年10月8日、7番艦の「じんりゅう」が進水した。左藤章防衛副大臣によると、そうりゅう型は日本が建造したすべての潜水艦よりも高い性能を持つ。特に水中の航続距離が長く、周辺海域の警戒・監視の中で大きな力を発揮することになる。

日本の艦船情報誌『世界の艦船』によると、そうりゅう型は先進的な葉巻型の艦体を採用しており、全長84メートル、幅9.1メートルに達する。AIPとして4基のスターリング・エンジンを搭載したことで、艦体の全長が約2メートル増えた。ゆえに水中の排水量は、海上自衛隊の現役潜水艦「おやしお型」を約200トン上回る4100トンに達する。さらにこのエンジンにより、そうりゅう型は原子力潜水艦に比肩する航続距離を実現した。4ノット以下の速度で水中を航行する場合、約3週間に渡り航行できる。この驚異的な航続距離は、潜水艦の戦術運用の柔軟性を高め、近海の巡視・警戒任務の他に、遠洋作戦にも使用できるようにした。航続距離を大幅に延長したほか、そうりゅう型の航行速度は現役潜水艦のはるしお型やおやしお型に相当する。

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