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japanese.china.org.cn | 28. 12. 2014

日本のそうりゅう型潜水艦、中国にとって最大のライバルか?

タグ: そうりゅう 潜水艦  魚雷

 

騒音は潜水艦の命を左右する要素で、静音性は新型潜水艦の全指標のうち最も重要な位置を占める。防衛省技術研究本部がそうりゅう型のために開発した防音パネルはゴム製で、接着剤によって艦体に貼り付けボルトで固定する。90%以上の消音が可能で、敵艦のアクティブソナーの能力を50−75%低下させる。そればかりではない。そうりゅう型はすべての機械設備をベタ基礎に搭載している。この基礎は艦体と連結し、メインコンピュータなどの設備の騒音が艦外に漏れにくくなっている。この技術だけでも、騒音を15-20デシベル引き下げることができる。そのほかにもそうりゅう型は「X舵」を搭載しており、その機動性と浅海に対する適応性は、「十字舵」のおやしお型を上回る。

そうりゅう型は533ミリ魚雷発射管を搭載しており、89式魚雷、米国製の対艦ミサイル「ハープーン」を搭載できる。その射程距離は130キロに達し、海上自衛隊に遠距離隠密対艦攻撃能力を提供している。

艦船月刊誌『丸』によると、防衛省は2018年の潜水艦保有数を現在の16隻から22隻に拡大する目標を実現するため、そうりゅう型の8隻という上限を取り払う可能性がある。しかしそうりゅう型は総工費が高額で、コストを引き下げるため、海外輸出が必然的になる。オーストラリアは2014年に日本と協定を結び、そうりゅう型の技術を輸入し、老朽化した現役鑑の後継艦となる12隻のディーゼル潜水艦を建造する予定だ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年12月28日

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