呂団長が蒲島郁夫知事に自筆の書を贈呈。
中日地方メディア交流団は23日、熊本県の蒲島郁夫知事を表敬訪問した。蒲島知事は代表団に対して、熊本県と中国の歴史について説明した。熊本県の宮崎滔天は全財産を投じ、孫文の辛亥革命を支援した。孫文は革命に成功すると、宮崎滔天を訪ねるため熊本県を訪れた。蒲島知事はまた、昨年9月に訪中した際に中国人民対外友好協会の李小林会長、中国外交部の劉建超部長助理と率直に意見交換をし、地方・民間交流の共通認識を形成したと述べた。熊本県の友好都市提携先は、広西チワン族自治区だ。蒲島知事は、熊本県は広西と30年以上の友好関係を維持しており、南寧市に設置した広西事務所を通じ、人材・経済交流を積極的に展開していると話した。
呂団長は、宮崎滔天が中国の革命のために成し遂げた貢献を中国人は忘れないと述べ、蒲島知事が中日の相互理解の促進および関係改善に尽くしていることに謝意を表した。呂団長は、「中日両国は隣国だ。友好は双方にとって有利であり、対立は双方にとって有害である。双方が4つの合意事項を取りまとめると、両国関係に改善と緩和の流れが見られた。習近平国家主席と安倍晋三首相が昨日、ジャカルタで会談したという情報を聞き喜んでいる。我々は双方の関係改善・発展の良き流れが続くことを願っている」と述べた。