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japanese.china.org.cn |14. 07. 2022

RCEPの新チャンスを共有 第5回中日韓工商大会が開幕

タグ: RCEP 一帯一路 貿易 交流
中国網日本語版  |  2022-07-14


 第5回中日韓工商大会が13日、紹興市で開幕した。中日韓の商工業界の代表者約400人が一堂に会し、協力を掘り下げ、発展を共に協議した。大会は中国国際商会、中国日本商会、中国韓国商会、浙江省貿促会、紹興市人民政府が主催。テーマは「融合と変革、協力とウィンウィン」。「一帯一路」の建設やRCEP発効などの重大チャンスを把握し、関連産業の協力を掘り下げ、投資協力の潜在力を引き出し、中日韓のイノベーション分野の協力の見所を育み、ウィンウィンを実現することが狙い。

 

 開幕の現場では、無線周波数集積回路EDA分析テストプラットフォーム研究及び産業化、MEMSマイクロフォン研究開発及び産業化などのプロジェクトの協力調印式と、2022中日韓経済・貿易交流突出貢献賞及び2022中日韓ビジネス環境モデル都市賞の授賞式が行われた。

 

 浙江省貿促会の陳宗堯会長は、「開放と協力は終始歴史の流れであり、互恵とウィンウィンは依然として人心の赴く所だ。中日韓工商大会には3カ国の交流と協力や、地域経済発展を促進する積極的な意義がある。浙江省貿促会は引き続き優位性を発揮し、場を構築し、地域内の貿易・投資往来及び友好協力をさらに促進する」と述べた。

 

 開幕式の後に開かれた「RCEPの新たなチャンスを共有」と題した交流イベントにおいて、中国科学院院士、中国科学院基礎医学・腫瘍研究所所長の譚蔚泓氏らが来賓として基調演説を行った。浙江省及び日韓がそれぞれ交流・PRを行った。


 

 情報によると、本大会のメインイベントである中日韓健康産業フォーラム、中日韓集積回路産業イノベーションフォーラムが同日午後、同時に開幕した。中国と海外の科学研究者及び経営者の対話と交流を掘り下げることで、電子情報産業、ハイエンド設備製造、現代生命医薬、現代サービス業の重点分野の協力を拡大し、中日韓3カ国間でより多くの共同研究と技術交流を実現する。

 

 今年は中日国交正常化50周年、中韓国交樹立30周年で、RCEP発効初年度だ。さらに中日韓工商大会が5年目を迎えたため、並々ならぬ意義を持つ。経済グローバル化が厳しい試練を迎えるなか、3カ国が協力をさらに強化し地域安定を守る積極的な要素、コロナ後の回復をけん引する力強いエンジン、グリーンイノベーションの発展の高地の構築と開放・包摂の提唱の重要な力になるよう促す。中日韓工商大会は3カ国の経済・貿易交流及び協力の国際的な影響力を持つ場になろうとしている。


  「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年7月14日