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japanese.china.org.cn |12. 05. 2023

呉江浩駐日大使「新時代の中日関係の良きビジョンを共に切り開く」

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「人民網日本語版」  |  2023-05-12

呉江浩駐日大使「新時代の中日関係の良きビジョンを共に切り開く」--人民網日本語版--人民日報

挨拶する呉江浩駐日大使(撮影・許可)

 中国の呉江浩駐日大使の着任レセプションが9日に東京で開かれた。福田康夫元首相、鳩山由紀夫元首相、西村明宏環境大臣、公明党の山口那津男代表、自民党の遠藤利明総務会長、立憲民主党の岡田克也幹事長ら日本の政府・政党の上層部、長浜博行参院副議長ら国会議員60人余り、経済界、友好団体、各国駐日大使、在日中国人、中国系機関、留学生代表ら1000人余りが出席した。

 呉大使は挨拶で「中日両国の互恵協力は拡大し続け、経済的融合は深まり続けている。中日間の貿易額は過去最高となる3700億ドル(1ドルは約134.1円)を記録し、新型コロナウイルス感染症のパンデミック前の中国人訪日観光客は延べ1000万人という膨大な規模に達した。他方、中日関係の状況は複雑で、新たな問題、新たなリスク、新たな挑戦を抱えており、双方が強い危機感と責任感をもって、両国関係の維持と発展に努力し、両国指導者の重要な共通認識を導きとして、新しい時代の要請にふさわしい中日関係の構築を推進するため、共にたゆまず努力していく必要がある」と指摘。

レセプション会場での呉江浩駐日大使(撮影・許可)

 「中国の対日政策は安定性と連続性を保っており、中国は過去においても、現在においても、そして将来においても日本の脅威ではないし、そうなることもあり得ない。中国は日本側と各レベルで対話や交流を継続し、懸念や疑念を解消し、理解を増進し、溝を埋めることを望んでいる。『中日は互いに協力のパートナーであり、互いに脅威とならない』との重要な共通認識をしっかりと実行に移し、中日関係の長期的で健全な発展のための基礎を固めていく」と強調した。

 また「中日平和友好条約の締結から今年で45年となる。双方は新型コロナ対策が新たな段階に入ったことを契機に、人的往来を再開し、青少年交流を拡大し、両国の国民が対面で交流し、友情を増進できるようにする必要がある。新任の駐日本中国大使として、私は両国指導者間の重要な共通認識を実行に移し、両国関係を維持・発展させるためにできる限りを尽くす。中日両国が向き合って前進し、手を携えて努力して、新時代の中日関係の良きビジョンを共に切り開くことを期待する」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年5月12日